NPO法人さなぎ達 寿町とは

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寿町とは

寿地区は、横浜にある日本三大寄せ場(他は、東京・山谷、大阪・釜ヶ崎)の一つで、昭和30年以降に形成されたのが特徴です。
JR石川町駅を挟んで、観光地として有名な中華街の反対側にある、200メートル×300メートルの小さな一画を指します。
ここには、ドヤという約120軒もの簡易宿泊所が並び、6500人前後が独居、その85パーセントが生活保護を受け、また半数が60歳以上の高齢者です。
かつては日本三大寄せ場の一つとされ、“日雇い労働者の町”として栄えましたが、バブル崩壊後は“ホームレスの街”を経て住民は高齢化し、“福祉の街”と呼ばれるようになりました。
また最近では20代~40代のネットカフェ住民の人も増加していると言われています。

簡易宿泊所(ドヤ)とは?

ドヤとは3畳一間の簡易宿泊所(昔は日雇い労働者の人たちが出稼ぎの仕事を探すために寝泊りをした宿です)の事を言います。ヤドに値しないほど劣悪な状況なので「ヤド」を逆さま読みし「ドヤ」と呼んでいます。
最近では寿地区の高齢化により、車イスで利用できるトイレや介護入浴設備やエレベーターなどバリアフリー化された簡易宿泊所も増えています。

路上生活者と路上生活に至る恐れがある人々とは?

路上生活者と路上生活に至る恐れがある人々とは?


土木・沖仲仕など、中高年者の就職難の原因は社会構造上の変化で、改善は見込めません。仕事を得ることができない日雇い求職者は、路上での生活を余儀なくされています。

路上生活を送るようになった理由は、出稼ぎに来た、家族の事情、事業に失敗した、企業が倒産し失職した、など人によって様々です。

近い過去には自立して生活していた人々が、精神的な障害のために社会生活からはぐれ、路上生活を余儀なくされている場合もあります。

罪を犯し刑期を満了し、社会復帰をしたものの、仕事・家族との折り合いをつけることができず、たった一人での路上生活を送っている人たちもいます。

アルコールや薬物等アディクション(依存)の問題を抱えながら医療や家族との接点がなく、社会からの理解を得ることができないまま路上生活に至っている人もいます。

また、最近では派遣、契約等の期間労働者、ネットカフェ難民など多くの若年不安定就労者層の存在が明るみに出てきています。いわゆる「ホームレス予備軍」です。そのような方が路上生活に至ってしまう前にどのような関わりを持つことできるのか、考えていくことが今後の新たな課題であると言えます。